こんにちわ、SOLA公認会計士事務所の福島です。
以前の記事で開業前のアプローチ方法をレクチャーしたわけですが、
割と人気だったため、引き続き飲食店にフォーカスしてみたいと思います。
税金の話は、専門分野で・・・。たくさん話しているので、ブログでは違う話をさせてください(笑
>以前の記事 サービス業にある失敗事例エピソード1
さて、
飲食店経営において一番大事なものはなんでしょうか?
味?
見た目?
接客?
どシンプルに言うと『財力』かと思います。
「財力・・・。無理です」っていう方も多いと思います。
が、無限の財力があれば、正直”成功する”と思います。
今やSNSや店舗プロモーションにおいて話題性を構築できれば、飲食店新規参入でも
割と早い段階で収益化出来てしまう事が多いです。
さて、現実に戻って、
無限の財力がない場合において重要なことは、
”何を優先して取り組むべきか”を決定していく計画が重要になってきます。
そのために、事業計画をしっかりと仕上げることが重要ですよ!
っていう事になるわけですね。
その次の段階で、事業計画を作成して自己資金で補えないところは”融資”してもらうんです。
そういう意味でいうと、事業計画がしっかりしていなければ融資なんて通らないという事です。
さて、本日は事例を踏まえて晴れて開業した後のマーケティングについてお話しします。
マーケティングってよく耳にするけど、一体なんなのか?
マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
引用:Wiki
簡単な話、サービスや商品などを適切に発信して、効率的に売るという仕組みを作ることを言います。
”良い商品を開発すれば売れる”というのは幻想にすぎないです。
飲食店開業の発達フェーズとしてしっかり覚えておいた方がいいのが、
1.地域密着型マーケティング → 2.近隣地域へのアプローチ → 3.多角化アプローチ
という段階になります。
財力があれば、最初から3.に飛び込むことが出来ますが、融資を前提に開業する場合には、
必ず1.のマーケティングを抑えて、そこから徐々に広げていく必要があります。
また、1.において最も避けなければいけないのは”不評”です。
近隣住民の井戸端会議で”不評”が出てしまえば、その時点で終わりです。
根も葉もない話が出てしまう事もありますので、傲慢な態度は抑え”誠実に接客”してください。
過去に、接客が不得意なオーナーシェフが開業したのですが、
あまりの接客態度に”不評”が相次ぎ、味はいいのですが客足が全くなくなってしまったという事例があります。
1.のフェーズ時には特に注意をください。
むしろ、いい評価を近隣住民が口コミをしやすい環境を作り上げていくことも重要になってきます。
例えば招待券の配布なんかもいいですよね、「かっこよくて手の込んでいるもの」であれば尚良です。
勘定科目としては”広告宣伝費”や”販売促進費”になります。
当然のことながら全額損金で、節税もできるってことです(笑
ただ今流行りのデジタルサイネージなんかの広告塔や、看板など出すっていう話だと、
資産計上(全額損金にはならない)が必要になるので、ご注意ください。
最初から計画通りにいくことなんてありません。
逐一計画を見直しながら、成功を納めてください。
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