SOLA公認会計士事務所
Suggestion Of Lucrative Altruism.
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2019.06.26
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2019年6月ビットコイン高騰とその末路
こんにちわ、SOLA公認会計士事務所の福島です。
弊所でも毎年仮想通貨取引によって利益を得た、個人のサラリーマンや経営者の方の確定申告を行っておりますが、
初年度の方は”取引記録を保存していない”という残念な傾向があります。
今年はまた仮想通貨市場が活性化しそうな推移をしていますので、”取引記録の保存”は留意ください。
さて、今年度に入ってから徐々に仮想通貨の中でも”ビットコイン”が堅調に推移しています。
(Bitflyerビットコインチャート参照)
4月頃はおおよそ1ビットコイン40万円程で推移していましたが、
現在は135万円と、わずか3ヵ月以内に3倍以上の成長を遂げています。
(参考:最高値は2017年12月17日の終値2,277,388円)
2017年も4月(1ビットコイン14万円程)から徐々に上げていった形になっています。
仮想通貨=ビットコイン
という風に考えている方はもうかなり少ないと思いますが、
やはり、電子決済利用などのインフラを考えると”ビットコインが優秀”と考える人も多いでしょうね。
機能の面でみるとビットコインより優秀なコインはたくさんありますので、
ビットコインオンリーで高騰するというのは違和感と操作感を感じます・・・。
仮想通貨それぞれの内容がしっかりと理解されてくれば
ビットコイン市場が他のコイン市場に抜かれるという現象が起こってもいい頃かなとは思っています。
当然Poloniexなどの取引所ではビットコインを取引媒体コインとして他のアルトコイン(オルトコイン)を購入するので、
ビットコインが上がっていく理由もわかりますが、媒体として使っている感じもしませんね。
恐らくですが、
現在の高騰を支えているのは素人投資家ではなく、適格機関投資家であると思われます。
ビットコインの買いを支える大きなニュースは特にありませんでした。
唯一あったのがFacebookの仮想通貨”リブラ”の発表ですが、価格上昇はこれより前です。
所謂、2017年の夢をまた思い出させるための投資家戦略なのではないかと感じざるを得ません。
もしそうだとすれば、12月に相場が落ち込むのではなく、
もう少し前の段階(11月下旬~12月初旬)で一気に下落するのではないかと思います。
他の金融市場(FXや株式等)に比べればまだまだ価格操作が出来る市場(もちろん超大富豪のコミュニティでないと不可能)なので、購入に関しては要注意案件かもしれません。
なお仮想通貨取引では、風説の流布も多いのが気になるところです(笑
ただ、すごい利益を得られるかもしれませんので、その時に備えて”取引記録の保管”はお忘れなく。
税金計算が煩雑なものなので、記録がところどころ無いとものすごく時間がかかると思います。
また、取引記録がところどころ無い場合には弊所でも計算依頼をお断りすることもあるのでご留意ください。
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