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2019.06.18 

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融資実行不可能な企業が2,000万円獲得した話



 

こんにちわ、SOLA公認会計士事務所の福島です。

中小企業の経営者さんのほとんどは、”資金繰りに頭を抱えている”ことが多いです。

掛取引がビジネスにおいて大多数になっているので、”与信管理”が重要にはなるのですが、

中小企業ではあまりそこにコストをかけていることは無いですよね。

日本では海外に比べて掛け取引のサイクルが多いので、最も注意したいところです。

 

受注があれば食いついてしまう。

 

気持ちとしてはわからないこともないですが、それをきっかけに

”連鎖倒産”なんてこともあったりしますね。

 

さて、資金繰りの解決策として”銀行融資”を検討する方が一般的なのですが、

銀行さんはどのようにして融資実行を決めているのでしょうか?

全ての銀行さん(全部に聞いているわけではないですが、そういう風に聞いています)では、「格付けモデル」を設置していて、それらを前提に定量・定性からなる格付けを行っています。

 

定量分析

融資を検討するにあたって”決算書”をベースに①安全性②収益性③成長性④債務返済能力などを総合的に加味した上で企業格付けを行っています。

”財務分析”なんかが出来ていると、意味合いが分かると思うのですが、これもまた中小企業では一般的ではありませんので耳にすることも少ないかもしれないですね。

 

しかしながら、銀行格付けにおいてはこれらを判断の根拠にしていますので、その点詳しく説明してくれる顧問を付けると融資成功に近づくかもしれません。

 

定性分析

この辺りは事業計画や面談を経て経営者の資質や事業の成長など過去数値である”決算書”からだけでは判断が出来ない将来の指標をベースに判断します。

判断の根拠となる資料としては経営者のCICなどがベースになったりします。

CICが融資不可能な状況でないことが、定性評価の前提になり、その上で事業計画や面談の内容によって判断されることになります。

 

これらの前提を踏まえてみると

経営者個人のCICが前提条件になっているのですが、以前CICで融資実行不可能だった企業の融資を成功させたことがあります。

CICが絶対条件だと思っている経営者さんや融資コンサルタントの方も多いと思いますが、融資商品の種類や定性分析における多面的なサポートにより可能性は出てきます。

 

しかもその企業さんは、初期融資であれば300~1,000万といわれているなかで2,000万円を実行させるという快挙を達成しました。

 

財務分析による定量表現の強化。事業計画やビジネスへの熱意による定性表現の強化。

これにより不可能を可能にできるチャンスがまだまだあるので、自分を信じて邁進してみてください。


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